フリーサイトから見る星空と天の川

長野県伊那市の標高1800メートルに位置する「鹿嶺高原キャンプ場」は、自然豊かな環境と絶景が魅力。雄大な南アルプスの西側に位置し、仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳、そして中央アルプスや北アルプスを一望できるロケーションにあります。

そんな鹿嶺高原キャンプ場の見どころの一つが、夜空に広がる「星空」です。

高原ならではの贅沢な星空キャンプ

 

全国屈指の標高が高いキャンプ場として知られる鹿嶺高原は、山の上にあるため空気が澄んでおり、都市の光害からも遠く離れているので、星の光をはっきりととらえることができます。

また麓の伊那市は晴天率が64%と一年を通して晴れの日が多いため、同様に鹿嶺高原でも高い確率で星空に出会うことが可能です。

このような理由から、鹿嶺高原キャンプ場はキレイな星空をゆったり眺めるのに最適。まるで自然と一体になるような非日常的体験が、ここで過ごす夜の醍醐味ともいえます。

 

星空の下で感じる心の安らぎ

 

ぼーっと星空を眺めることは、リラクゼーション効果があるとも言われています。

暗い場所にいると視覚情報が減るため脳が落ち着き、星を見つめることで余計な考え事も消えていきます。 そして、いつのまにか心と身体が安らぎ、リラックスすることができるのです。

また家族や友人、恋人と一緒に星を見上げることで、より絆を深めることにもなるでしょう。

 

星空観察を楽しむためのポイント

鹿嶺高原キャンプ場で星空を楽しむためのポイントをいくつか紹介します。

 

天気や月の満ち欠けをチェック
月の夜も幻想的な雰囲気を出してくれるが、月の明るさは周囲の星の光をかき消してしまう

 

まず天気予報を確認し、晴れた夜を選ぶことが重要です。曇りや雨の日では星空を楽しむことができません。また利用される日の月の満ち欠けも確認しておくとよいでしょう。新月や月が出ていない夜は、星の光が一層鮮明に見えるため、観察に最適です。

鹿嶺高原の天気
月カレンダー

 

観察ポイント選びも大切
また観察ポイントを選ぶ際には、周囲の光を避けることが大切です。キャンプ場内でも、できるだけ明かりの少ない場所を選び、懐中電灯などの使用も控えめにすることで、目が暗さに慣れやすくなり、より多くの星を観察することができます。

 

くっきりと星をとらえた天体写真を撮るなら
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アルプスの山並みと星空を撮るなら
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夜景と星空を楽しみたいなら
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季節によっても見え方に違いがある
夏はタイミングがあえば、はっきりとした天の川に出会えることも

 

季節によっても、星の見え方も変わってきます。

例えば夏の夜空では、他の季節と比べて天の川が鮮明に見えやすくなります。秋は空気が乾燥し、細やかな水滴やチリが少なくなるため、より澄んだ星空を観るのに最適です。また5・6月はキャンプ場の利用者も少なく、開放感のある空間で星空観察を楽しむことができます。

 

季節ごとの星空の変化について（見える星座、天の川など）
最後に、季節ごとに見える星座をご紹介します。星座がわかると、星空観察の楽しみ方がまた少し変わってきます。双眼鏡を持参したり、スマホの星座アプリなどを活用してみるのも良いでしょう。

 

春 (3月～5月)

 

春の夜空には、うしかい座やおひつじ座、ふたご座などの星座が輝きます。特に、うしかい座にあるアルクトゥルスは、全天で最も明るい恒星のひとつで、冬眠から目覚めた動物たちを導くように輝きます。

 

夏 (6月～8月)

 

夏の夜空には、さそり座やいて座、はくちょう座などの星座が輝きます。特に、さそり座にあるアンタレスは、赤く光る一等星で、夏の夜空を彩ります。7月下旬から8月中旬にかけては、ペルセウス座流星群がピークを迎えます。

 

秋 (9月～11月)

 

秋の夜空には、こと座やわし座、ペガスス座などの星座が輝きます。特に、こと座にあるベガは、全天で最も明るい恒星のひとつで、秋の夜空を明るく照らします。9月下旬から10月上旬にかけては、アンドロメダ座流星群がピークを迎えます。

 

鹿嶺高原で星空を楽しもう！

 

鹿嶺高原キャンプ場は、高地ならではの自然あふれる環境から星空観察に最適な場所。マットを広げて、ただぼーっと見つめるだけでも良いですし、星座探しや双眼鏡を使った観察、そして星空の下での写真撮影など、様々な楽しみ方があります。

鹿嶺高原キャンプ場での星空観察は、自然の美しさと共に過ごす贅沢なひとときです。ぜひ一度、その魅力を体験しに来てください。