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キャンプの楽しみ方2021.03.22

鹿嶺高原の気温と季節ごとの注意点


平地とは異なる鹿嶺高原の気候

 

標高1,800mに位置する鹿嶺高原は、わたしたちが普段暮らしている平地とはおおきく環境が異なります。

例えば、東京が海抜0メートルだとすると、鹿嶺高原との高低差は1,800m。この標高の違いにより、理論上東京とキャンプ場では10.8℃の気温差を生み出します。
スタッフスタッフ

一般的に標高が100m上がると、気温が0.6℃下がると言われています。1800 × 0.6 =
10.8℃となるため、海抜0メートルよりも10℃以上涼しい計算になります。

鹿嶺高原キャンプ場が、真夏でも避暑地として涼しく過ごせるのはこのためです。

「想像よりも寒かった…」という声も

 

その一方、鹿嶺高原の気候を知らずに来てしまったお客さまの中には「想像以上に寒かった。もう少し準備をしっかりするべきだった……」というケースも珍しくありません。平地との気温差があるからこそ、街と同じ感覚・服装では鹿嶺高原でキャンプを楽しむには十分とは言い難いのが実情です。

せっかくのキャンプで「まさかこんなことに…」とならないためにも、鹿嶺高原が季節によってどれくらいの気温があって、どんな特徴があるかを知っておくことは大切。この記事では鹿嶺高原の季節ごとの気温や注意点を紹介します。

年間の最高・最低気温
まずは鹿嶺高原のジーズン中の気温、それに伴った服装の目安をみてみましょう。

最高気温(約)最低気温(約)朝晩の服装の目安
5月10℃ー5℃ダウンジャケット・ダウンパンツなどの保温着が必須
6月15℃0℃朝晩はダウンジャケット・ダウンパンツなどがあると快適
7月25℃5℃フリースや薄手のダウンなどが必要
8月28℃5℃フリースや薄手のダウンなどが必要
9月15℃0℃朝晩はダウンジャケット・ダウンパンツなどがあると快適
10月10℃ー5℃ダウンジャケット・ダウンパンツなどの保温着が必須
11月5℃−10℃ダウンジャケット・ダウンパンツなどの保温着が必須
*日中に日差しがあたると、体感的にはもう少し暖かく感じます。

この表をみてわかるように、鹿嶺高原は日中と朝晩で気温が大きく異なるのが特徴。条件によっては20℃近い気温差が発生することもあり、日中は30℃近い真夏日であっても、朝晩の防寒対策を万全に準備しておくことが大切です。

ここからはそれぞれの季節ごとに詳しくみていきましょう。

まだまだ冬の気配が残る、春の鹿嶺高原


山の上はゆっくりと春がやってきます。

木々や植物は少しずつ芽吹いていき、茶色がかった山々は若緑色へと移りかわっていきます。

4月の鹿嶺高原

 

4月下旬まで鹿嶺高原は雪の世界に閉ざされ、キャンプ場へ上がることはできません。
まだまだ山の上は冬の世界です。

5月の鹿嶺高原

 

待ちに待ったキャンプシーズンの到来です!とはいえ、まだまだ山の上は寒い日も多く、GW中は日陰に雪が残ることも。最高気温は10℃前後、最低気温は−5まで下がります。気象条件によって気温の変化も大きいため、平地の真冬並みの環境を想定してお越しください。

ゴールデンウィークの注意点

・冬の天候になることも。ダウンや冬用寝袋などの準備が必須

シャワーは凍結防止のため使えません

・気象条件によっては雪が降ることもあります。冬用タイヤ・チェーンなどもご検討ください

6月の鹿嶺高原
日中は晴れていれば気温15℃くらいで、朝晩は気温0℃近くまで下がります。 フリースや薄手のダウンもお持ちいただくと良いです。少し涼しい風が吹きますので、日中も長袖があると安心です。

梅雨入りする時期でもあるので、天気も変化しやすいです。ご利用前はこまめに天気予報をご確認することをおすすめします。

キャンプシーズン到来!夏の鹿嶺高原


梅雨明けとともに鹿嶺高原は短い夏を迎えます。
山々は深い緑へと変わり、たくさんの動物や虫たち、そして人々でにぎわいます。

7月の鹿嶺高原
7月下旬頃までは、雨の多い不安定な天気が続きます。最高気温は20度近くなることもありますが、晴れ間が少ないため、フリースなどの上着も大切です。

梅雨明けとともに最高気温が25℃を超える日も増え、本格的な夏がスタート。朝方は放射冷却により、5℃近くまで気温が下がることもあります。長袖やフリースなどの準備をお忘れなく。

8月の鹿嶺高原

 

最高気温は28℃程度、高原をさわやかな風が吹きぬけます。

気温は7月と同じ程度ですが、夕立の可能性が高いので、晴れていても雨具の用意は必須。鹿嶺高原の夕立は非常に足が速いので、雲行きが怪しい時は早めに雷鳥荘や車のなかへ避難してください。

夏シーズンの注意点

・7月~8月中旬ごろまでは虫が多く、特に夕方になると発生しやすくなります。コバエに似た「ブヨ」は噛まれるとかなり腫れることもあるので、長袖・長ズボン推奨。「森林香」という強力な虫除けがおすすめです。
・夕立が多くなります。雨具の準備は必須。雷の音が聞こえた場合は早めの避難を。
・真夏に晴天が続くと水不足になる恐れがあります。お客さまで水を持ち込みいただくと安心です。

澄みきった空気が魅力!秋の鹿嶺高原

夏が終わったかと思うと急に寒さが増し、青々しかった木々の葉は少しずつ彩りをみせます。

台風が発生しやすい時期でもありますが、空気が澄む日も多く、雲海や景色を楽しむにはもってこいの季節です。

9月の鹿嶺高原
一気に秋の気配が強まります。下旬には朝方に氷点下近くになることもありますので服装には充分ご注意ください。ダウンやフリースなどは必携です。

この時期は雲海も発生しやすく、条件が合えば朝方に幻想的な世界を見ることができます。

10月の鹿嶺高原
平地の冬並みの気温です。朝方は-5℃まで下がることも。寝袋だけでは寒くて眠れないこともあるので、湯たんぽや毛布などを用意するのもおすすめです。

下旬は薄っすら積雪の可能性もありますのでご心配な方は冬用タイヤでお越しください。

また、この時期は焚き火のぬくもりがたまりません。管理棟では薪の販売や焚き火台のレンタルもおこなっています。

11月の鹿嶺高原

 

真冬の環境です。最低気温は-10℃まで下がることもあり、雪が降ることも。十分な装備をもった上級者向けの季節です。
また、水道やシャワーは凍結防止のため使えません。お客さまで水の準備をお願いしています。

10〜11月の注意点

・日が暮れるのが早くなり、17:00には真っ暗になります。早めの到着をお願いします。

想像以上に寒いです。しっかりした防寒対策の準備をしてください。

10月下旬頃から水道が止まります。水はお客さまで用意してください。

・11月は冬用タイヤの装着、チェーンの携帯が必須です。積雪や道路が凍結する恐れがあります。

春までおやすみ!冬の鹿嶺高原

鹿嶺高原は春までおやすみ。 麓からキャンプ場へ上がる道は閉鎖され、鹿嶺高原へ行くことはできません。
真冬の最低気温は-20度を超えることもある、極寒の世界です。

季節ごとの楽しみ方がある鹿嶺高原

山の上は平地と気候が異なるため、やはり服装や装備の選択は難しいです。そんな日常とは違った環境だからこそ、ここで過ごすキャンプが醍醐味でもあるかと思います。

四季折々の景色をみせてくれる鹿嶺高原は、何度きても新しい発見がありますよ。快適に過ごせる装備を準備して、鹿嶺高原にお越しください。

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