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キャンプの楽しみ方2021.03.19

絶景を楽しもう!綺麗な景色に出会えるコツ



山の上ならではの絶景が魅力の鹿嶺高原!

標高1,800mに位置する鹿嶺高原は、日本屈指の標高を誇るオートキャンプ場です。

そして、この標高の高さこそが鹿嶺高原の醍醐味。大自然に抱かれた山の上のキャンプ場だからこそ、ここでしか見れない絶景に出会えることもあります。

鹿嶺高原ではどんな景色が楽しめるの? 「日本アルプスの大パノラマ」や、間近に迫る「満天の星空」、「雲海」や「夜景」など、山の上の環境がもたらす絶景が鹿嶺高原でみれる景色の特徴です。

とはいえ、自然はいつも同じ景色をみせてくれるわけではありません。雨が降れば星は見えませんし、雲がかかってしまえば辺り一面が真っ白になってしまうことも。狙った景色に出会うためにはちょっとしたポイントを抑えておくことも大切です。

ここでは、鹿嶺高原で「きれいな景色に出会えるコツ」を紹介します。

天気予報をこまめにチェックしよう

景色を楽しむ上で欠かせないのが「天気」です。3日前の予報と前日の予報でも天気が異なることも珍しくありません。

もちろん、天気を確認することはキャンプを楽しむためにも大切なこと。鹿嶺高原へ来る日程が決まったら、一週間ほど前からこまめに天気予報を確認するようにしましょう。

「伊那市」の天気予報をチェック
鹿嶺高原の天気を知る場合は、西の麓に位置する「伊那市」の天気をチェックしましょう。これは偏西風の影響により、気圧が西から東へと流れていくためで、天気も西から東へと変化していきます。

「ウェザーニュース」では、鹿嶺高原の天気をピンポイントで検索できるのでおすすめです!
ウェザーニュース|鹿嶺高原キャンプ場

①山をきれいにみるコツ


頂上展望台から東方面を望む


山頂展望台から西方面を望む

周囲を3,000m級の峰々に囲まれた鹿嶺高原は、山の展望が抜群! 頂上の展望台からは、東方面に南アルプスの仙丈ヶ岳や甲斐駒ケ岳が目前に迫り、振り返れば中央アルプスや北アルプスの日本を代表する山並みを一望できます。

空気の澄んだ日には遠く石川県の白山や、北アルプスの白馬連峰まで望めることもあります。

【ポイント】山の景色を楽しむには朝がおすすめ

くっきりとした山を見るには雲が発生する前の朝〜午前中がおすすめです。

これは山では午後になるほど雲が発生しやすくなることが影響しています。雲の元である水蒸気は、太陽が地面にあたるとともに地表から上昇していき、大きな塊となって雲へと変化。雲は山の斜面に沿うように上昇する特徴があるため、午後あたりになると山の上に雲がかかりやすくなってしまいます。

特に夏は午前中でも気温が高いため、雲の発生も早めです。朝、少し早起きをして、移り変わっていく景色をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。

②星空をきれいにみるコツ


鹿嶺高原で過ごす夜。なんといっても見逃せないのが満天の星空です。無数に輝く星は、手が届きそうなほどに間近に迫り、まばゆく輝きます。
雲がかかっていなければ、天の川や流れ星を高確率で見ることもできます。

【ポイント1】光のない場所へ行こう

星空をきれいに見るコツは観察者と空の間に光が入ってこないように、木に囲まれた場所から見ること
街で星が見えにくいのは、様々なところから光が遮ってしまっているからです。

鹿嶺高原ではオートサイトやフリーサイト横の駐車場などが天体観測のポイントにおすすめです!

【ポイント2】月明かりのない時間帯を選ぶ
天体観測を普段しない方にはあまり知られていないのですが、星をみる上では月明かりがないことも大切です。空に月が出ている時は、月の明るさによって星が見えにくくなってしまいます。

明るい月も幻想的で美しいですが、星空をみたい時は月の満ち欠けや月が出ている時間を確認しておきましょう。

ネット上の「月齢カレンダーやスマホの無料アプリを入れておくと便利です!

③雲海をみるコツ

鹿嶺高原で見られる絶景の中でも、「山」や「星空」に次いで人気なのが「雲海」です。雲海とは文字通り、雲が海のように広がる自然現象で、標高の高い鹿嶺高原だからこそ見られる景色でもあります。

【ポイント】発生しやすい時期は「秋」
雲海は9月〜11月頃の秋に発生しやすく、その発生にも一定の条件があります。

1.前日の夜から明け方にかけて、よく晴れて冷え込み、当日の気温が高くなる日
2.朝、風がほとんどないこと
3.前日~数日前に雨が降り、湿度が高いこと

これらが揃えば雲海は高確率で発生しやすくなり、秋に発生しやすいのはこの条件が整いやすいためです。
雲海は朝8時頃までなら形を残しているので、そこまで早起きしなくても見ることもできますが、朝日と共に刻一刻と変化していく景色を楽しむのも、素晴らしい時間になるでしょう。

④天使の梯子をみるコツ

鹿嶺高原で時々出会える景色が「天使の梯子」です。正式名称は「薄明光線」と呼び、雲の切れ間から太陽の光が柱のように放射状に地上へ降り注いで見える自然現象です。

名前のとおり天使が舞い降りてきそうな神秘的な景色で、みると幸運になるとも言われています。

【ポイント】厚い雲のある夕方前が狙い目
鹿嶺高原で天使の梯子が発生する場合は、伊那谷方面がほとんどです。その発生にも一定の条件があります。

1.乱層雲や積乱雲など、太陽光をさえぎるほどのぶ厚い雲があること
2.太陽の角度が低くなる夕方頃
3.雲の切れ間に目にみえない水滴があること

山に囲まれた伊那谷は1の条件が比較的整いやすいため、条件が揃えば天使の梯子をみることができます。
とはいってもなかなかみれない景色なので、もしも出会えた方はとってもラッキーです!

ここでしか味わえない絶景を楽しもう!

雄大な山並みや満天の星空、雲海などのさまざまな絶景が楽しめるのは、山の上にある鹿嶺高原だからこそ。
きれいな景色をみるためには運も必要ですが、ポイントを知っておくことで、より絶景が楽しみやすくなります。

鹿嶺高原で、とっておきの景色を楽しみましょう!

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